【モノイク「初」うつわ展】横田屋窯 やちむん展「大地のかたち」

【モノイク「初」うつわ展】横田屋窯 やちむん展「大地のかたち」

ついに、ついに、この時がやってきた!

モノイクで初のうつわの個展を開催します!

 

5年目にして「初」。

 

今まで、個人作家さんでは工房木音さんのPOP UPや櫻井彩さんのガラス展は開催していましたが、うつわでは初になります。

モノイクは、うつわやカトラリー、ガラス、フレグランス、服飾小物、食品などなど色々な商品を扱っていますが、モノイクと言えば...多くの方が「うつわ屋」として認識しているかなと思っています。(勝手に)

うつわの印象が強いであろうモノイクが意外にもうつわの個展をしていなかったのです。

そんな、うつわ屋モノイクで満を持して初個展を飾ってくれるのは、

 

【 横田屋窯(ゆくたやがま) 】

 

横田屋窯さんは、知花實さんと奥様の恵子さん、二代目の清人さん、お弟子さんで作陶されています。

知花さんご家族の手から生まれるやちむんには、どっしりとした力強さだけじゃなく、やさしさ、あたたかさ、自然の恵み、豊かさみたいなものまで、なんだか言葉じゃ言い表せない不思議な感覚を僕は感じます。

そんなうつわから溢れ出すものはきっと、全身全霊でうつわ作りに向き合っている知花さんご家族の”やちむん愛”。
言わずもがな、實さんの上腕二頭筋を見れば陶工という仕事がどれだけ力仕事なのか一目瞭然です。

 

そして、二代目 清人さんの絵付けは、実に軽やかで目を奪われます。

くるん、くるんと筆が躍るように描かれる唐草模様。迷いのない線の太さもカーブのゆるさも、同じものはひとつとしてなくて、作り手のその時の気分や呼吸が伝わってきます。

どこか色気みたいな艶やかさやも感じる横田屋窯さんのやちむん。

個人的には釉薬の垂れた感じがたまらなく愛おしい。大好物です。

登り窯で焼かれたやちむんには、薪の炎と灰が織りなす、偶然と必然が重なり合った景色があります。

まさに一期一会。

今回の個展で並ぶやちむんは、約2年ぶりとなる登り窯で焼かれたやちむんたち。
そんな魂のやちむんを沖縄の地で僕自身が撮影した写真で紹介したいと思います!

 

撮影のこの日は、前日に梅雨明けをしたせいか、モノイク史上一番暑い沖縄出張。
雨でぬれた大地からの蒸気で湿気はムンムン、広島とはレベチな日差しがジリジリと降り注ぎ暑さのダブルパンチ。湿気嫌いな僕の一番苦手な暑さ。


止ることを知らない僕の汗は噴き出る一方で、工房に到着後早々にTシャツびちゃびちゃ、今思い出してもよく撮影できたよな、と自分を褒めてあげたいくらい暑い現場でした。

 

沖縄のやちむんの里内にある森の中の坂道を上ると横田屋窯さんの工房兼ご自宅があります。

猫ちゃんもお出迎え。

 

工房に到着してうつわを見る前に、まずは登り窯を見学。

何度見ても感動する登り窯。

登り窯が大きすぎて僕の持ってるレンズ(24-70mm)じゃ、全貌が撮れないんだよなぁ。新しい広角レンズ買うか..........独り言です。

そのくらいデカいってことっす。

 

もともとはジャングルのような木々が生い茂る場所に、知花さんご家族が約6年もの歳月をかけて築いたそう。凄すぎます。

この登り窯で窯焚きをするのは年に1~2回。そして、今回の個展で並ぶのは約2年ぶりのもの。改めて貴重なやちむんだなぁとしみじみ。

登り窯は5連の袋で構成されており、最初の袋に薪をくべて焼成します。

これが最初の袋。

その後、2番目、3番目と順に焼いていきます。

見学してたら、どこからともなく猫ちゃん先生登場。猫ちゃんが窯を案内してくれて、耳をすませば的な展開に心躍ります。

猫ちゃんとの見学も終えて、圧巻の登り窯で焼かれたやちむんたちとご対面。机に並べられたツヤツヤテリテリのやちむんたちを見てテンションMAX!!!

 

撮影にも熱が入ります!(この時点でデニムも汗でビッチャビチャ)

 

まずは、横田屋窯さんの印象的な絵付けや釉薬を楽しめる7寸、8寸皿。やちむんのアイコン的存在の唐草模様は伸びやかでリズミカル。
いつもの料理が絶対にワンランク美味しくなります。(絶対です!)

 

ちなみに...
右下の唐草模様のお皿を焼く前がこちら。

ビフォーアフターでこんなに違うなんて、不思議。

 

何枚持っていても欲しくなる、何かと使い勝手のいい5寸サイズのお皿もたくさんあります。

 

やちむん好きにはたまんないコバルトやオーグスヤーのマグカップは、タプタプに飲みたい方にオススメの大容量サイズ。沖縄らしい鮮やかで発色のいい釉薬に心が奪われます。

 

次は、モノイクでもリピートの多い、絶妙に持ちやすい形と重さのマカイ(茶碗)。釉薬の垂れがたまらんすね。

今では高級食材かのように高くなったお米をこのマカイで、ありがたみを噛みしめて丁寧に食したい。そんなマカイです。

 

そして、数は少ないですが、モノイクで初お披露目のプレート皿も。重ね焼きができないので、枚数が少なくとても貴重な一皿です。気になる方はお早めに。
僕も同じものを持っていますが、お気に入りの時計を置いてます。

 

あとはやちむんと言えばのワンブー(鉢)も。一家に一台的なやつで、絶対持っておきたいうつわです。いや何個あってもいい、超万能なやつです。

 

これも今回モノイク初。「香合(こうごう)」と呼ばれるお香や香木などの香を入れる容器。

モノイクではAPFRのお香を取り扱っていることもあるので、お香好きにはたまらないアイテムかと。

開いたらこんな感じ。

パカっ。僕は寝るときに必須の耳栓をいれてます。笑

用途はひとそれぞれ。思うままに使ってください。

 

全てを紹介したいところですが...ブログではここまでで。

他にもたくさんの柄やアイテムが並びます。
ぜひモノイクの店舗で手に取って悩みに悩んでください。

 

ぜひ、お楽しみに!

 

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横田屋窯 やちむん展「大地のかたち」


開催期間/
8月9日(土)~8月18日(月)
※期間中12日(火)は定休日となります

営業時間/
11:00~18:00

開催場所/
モノイク実店舗にて

店舗所在地/
広島県福山市多治米町 6-5-7
オリーブビュー多治米1階

🄿店舗前3台のみ
※満車の場合は時間を改めてお越しいただくか、近隣のコインパーキングなどに駐車をお願いします。
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